算命占い

算命占いとは、紀元前の中国に於いて、戦国時代の名戦略家である鬼谷子(きこくし)が、陰陽五行説と十二支や十千を組み合わせた占術の一つです。

古代中国の宗教である”道教”の中の”神仙思想”が土台となって算命学は形成されたのです。

中国では、占いといえば算命と言われており、門外不出の占法であったといいます。

「陰・陽」という相反する関係と、「木・火・土・金・水」という万物は5つの性質に分類されるという陰陽五行説の占術としての運命学です。

すべては、自分がこの世に生を受けた瞬間(生年月日)から割り出しています。

生まれついての本質(宿命的本質)を、自然界の名称(樹・花・陽・灯・山・地・宝・海・雨)に置き換えて読み取ります。

それ故、単なる占いを超えて、人間の『心』を教える学問とまでいえます。

また、この算命学が基礎となっているのが四柱推命や九星、気学とも言われています。

生き方を決めるのは本人の意思ではありますが、生まれた意味を含め、生きる方向付けの役に立つと思います。