易(えき)占い

易(えき)とは、「当たるも八卦・当たらぬも八卦」とか、「黙って座ればぴたりと当たる」とか言うように日本人に最も親しまれてきた占いといえます。

おみくじみたいな棒(筮竹)をジャラジャラするのが〝易占い〟です。

よくアニメ番組などで、中華街の街角などで、長い棒をジャラジャラさせて占っている光景をよく見かけます。

「易」は「易経」ともいい、古代中国に於いて、天下国家を治める者には必ず修得し、これを極めなければならないとされていたほどです。

この宇宙にある全ての物の始まりが太極であり、そこから陰と陽が導き出され、そして天と地の間に人間が存在するという考えから天・人・地の三才とした。

これらの組み合わせにより、易占いが作られたといわれています。

また森羅万象の裏側には統一と調和が存在していることを示しているので、この易の考え方に沿って、物事を深く追求すれば必ず従うべき法則にたどり着ける・・・と言えます。

易は大変奥の深いものなんですね。