ルーン占いとは?

ルーン占い(runic divination)とは、「ルーン(runes)」と呼ばれる文字を使った占いのことです。

ルーン文字は、1世紀頃からゲルマン人によって、ライティング・システムとして実際に用いられていた文字です。

今日のルーン占いでは、24のルーン文字を用いるのが一般的です。

また、ひとつひとつのルーン文字の形を、それぞれ24本の小枝、あるいは24個の石(セラミックやプラスチック製のものも多い)に刻んだものなどが、道具として使われています。

占い方は、大きく分けてふたつに分かれます。

ひとつは「キャスト」する方法です。

小枝を放り投げて、その偶然に落ちた場所との関係で占い結果を導き出していく方法です。

もうひとつは、「スプレッド」する方法です。

ルーンバッグ(ルーンを刻んだ石を入れておく袋)の中から適当に石を選び、ルーンを一定の配置に並べて占い結果を導き出していく方法です。

このスプレッドする方法の場合、タロットのようにルーン文字を描いたカードを使うこともあります。